■15. 採卵に向けて自己注射開始
2018年8月
生理がきたら3日目以内に来院して下さいという指示通りにARTクリニックに向かった。
まずは、わたしの採卵に向けて、排卵を誘発する為の自己注射の説明を受けた。
新鮮胚移植は、採卵・受精後、凍結せずに分割した受精卵を子宮に戻す。
凍結胚移植は、一旦受精卵を凍結させて、子宮を休ませてから受精卵を戻す。
それは、採卵後に方針を決めるようだ。
話は変わるが、自己注射前に受けたクラミジア検査に引っかかってしまった。
前の婦人科で受けた時は陰性だったのにな。
今回は、血液検査で最近クラミジアにかかった人が上がる数値だけが陽性を示していた。
ちなみに、旦那は陰性。
旦那に、浮気してないよー!!と言い訳をして(本当にしてないよ)、処方された抗生物質を一回だけ飲んた。
こんなんで治るのかな?
再検査もしてないけど、そんなもんなんだろうか?
さて、排卵誘発の話に戻ろう。
ネットで見る限り誘発方法は複数あるようだが、私が何法をするのかという説明はなかった。
恐らくアンタゴニスト法ではないかと思われた。
注射器は2通りから選べ、注射器タイプとペンタイプ。
注射器タイプは、自分で薬剤を混ぜて使う、見た目は正に注射器。
ペンタイプは、薬剤を混ぜる手間はなく、針も心なしか極細に見えた。
ペンタイプは値段が高かったのと、注射は元々苦手なタイプではなかったので注射器タイプにした。
クリニックで看護師さんにやり方を教えてもらい、旦那に見守られながらの初めての自己注射。
こんなもんか、という感想。
これならまぁ大丈夫そう。
排卵誘発剤はゴナピュールと呼ばれるものを使用。
途中からガニレストの注射と2本打ちになり、最後に点鼻薬と内服薬をもらった。
まとめるとこんな感じ
●ゴナピュール注射 10日間
→卵胞を育てるのが目的
●ガニレスト注射 5日間
→排卵を抑えるのが目的
●点鼻薬 1日のみ
→卵子を成熟させるのが目的
自分のお腹のお肉をつまんでブスーとさして、液を注入する。
決していいものではないが、後半は慣れた手つきで注射をしていた。