精子がいないけど子供が欲しい

~非閉塞性無精子症と戦う夫婦の記録~

■8. ARTクリニックへ

2018年4月
 
ARTクリニック予約日。
2人でクリニックに向かった。
入った瞬間、前の婦人科と全然違う…!という印象を受けた。
 
無精子症が発覚した小さな婦人科は、本当に小さくて
小さな待合室に大きいソファーと丸椅子が置かれ
みんなそこに小さくなって座っていた。
 
それに比べ、重厚感あるカウンターに綺麗なお姉さん。
広々とした待合室に、革張りの椅子が間隔を空けて並んでいた。
そして、受付のお姉さんが優しい。
そういうところも大事。
もちろん採精子も完備。
 
婦人科での精液検査の結果は持って行ったけど、改めて採精と、旦那の血液検査を行い帰宅した。
 
精液検査、自費負担で5500円なり。
婦人科の時は保険適用で700円でした。
内容もきっと違うのだろう、きっと。たぶん。
 
後日、二人で検査結果を聞きに再度クリニックへ。
 
結果、精子ゼロとのこと。
でしょうね。
 
閉塞性無精子症と、非閉塞性無精子症の説明をうけ、連携している男性不妊専門のクリニックを紹介してくれるという話になった。
 
ここでは手術しないのかと思ったが
とても腕がいい先生だと説明を受け、それならと納得した。
 
帰りに受付で支払いを済ませ、次回予約はなかった。
 
次回ここに来る事はあるのだろうか
そう考えると、少し寂しい気持ちになった。
 
 

→■9. 非閉塞性無精子症の診断

【無精子症闘いの記録 目次】